私たちは、気軽に相談できる専門家を目指しています。
「司法書士の仕事」と聞いて、ピンと来る方はあまり多くはいらっしゃいません。
司法書士は「争いの予防の専門家」です。
相続対策、親なきあと対策などのように、将来争いが起こらないように、子どもが幸せに暮らせるように、そして、自分自身が安心して過ごせるように仕組み作りをするお手伝いをしています。また、弁護士・税理士・行政書士・社労士などと連携しており、法律・税務関係がワンストップで相談できるような体制作りをしております。
相談の中には他人に話しにくい内容もあります。相続や借金対策など、事前に対策しておけば無事に済んだことでも、困った事態になってからご相談に来る方も多いのが現状です。「もう少し早く相談していただけれていれば、簡単になんとかなったのに…」と、悔しい思いをしたことも多々あります。ご相談が遅れるのは、内容が話しにくいという他に「専門家に相談する敷居が高い」という原因があると思います。
ご依頼いただいた方々に、相談する前の専門家に対するイメージを聞くと、「怖そう」「怒られそう」「相談だけでも高いお金とられそう」など色々な声があり、まだまだ、私たちは身近な相談相手になれていないのだと痛感しています。
「蟻の穴から堤も崩れる」という言葉があるように、気づいたときにすぐに相談できる身近な専門家でいられるよう、日々努力しています。
長澤 英之